犬との暮らし①

 

我が家は犬を2匹飼っています。臆病で嫉妬心が強く内弁慶なエマと、メンタル強くて、マイペースなサラ。

サラは生後約3〜4ヶ月、エマは生後約6〜7ヶ月で我が家にやってきました。

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(こっちはエマ。べっぴんさん)

こちらでは、宗教上の理由や、生活様式、セキュリティー問題などもあり、犬はそれぞれの街を守る存在として飼い犬であっても基本放し飼い ( 家の中ではなく、外)が普通。ストリートドッグが割と普通にいます。

でも、ストリートドッグ≒ケアされていない子たち も多いために、皮膚病になっていたり、街中で走るバイクや車に轢かれて怪我をしていたり、飼い犬であっても飼い主が避妊手術をせず野放しなので、妊娠して子どもが生まれたら、捨てられたり、

ひどい時には、狂犬病が流行して、行政の指導のもと一斉に野犬狩りをして、町から犬を一掃したり、、、。

こういった事態を憂いている人たちが、非営利団体を立ち上げたり、個人的にボランティアをしたりして、ストリートドッグのケアをしたり、保護したりしているという現状です。

基本、街中でのペットショップというのはペットのエサやケアグッズを売るお店であって、ペット自体を売買するという目的で存在はしていません。

ローカルの市場、ブリーダーが売買をしているという実態はありますが、ローカル以外の人たちのいるインターネットコミュニティで犬のブリーダーが犬を売ったり、誰かが犬を買いたいなどと投稿すると、生活環境が悪く、保護を求めている犬たちがすぐ身の回りにいるのに、なぜそれを救わずに、犬を売買するのか、本当に犬を飼いたいのではなく、ファッションじゃないか、というような感じですぐに炎上します。

 

また、娘たちの通う学校では、子どもたちがいろいろな活動をし度々寄付を募り、学校周辺にいる野良犬や、野良猫などが劣悪な環境に身を置く事がないよう保護したり、避妊手術を施したりして、命を飼う事とはどういうことか教えられます。

 

子どもはペットを飼いたいという気持ちがとても強いですよね。我が家でももれなく娘たちが犬を買いたい、スクールで保護している猫を貰いたい、などと何度も懇願されました。

命の大切さを教えるという意味で、犬や猫を飼う事はとても学びになるし、我が家は泥棒に入られた事もあり、セキュリティ面でも犬を飼うというのは、一つの選択肢にあったのですが、ただ

我が家で犬を飼いたいという話になった時、問題はわたしたちがいつまでこの島にいられるのかがわからないということでした。

命なので、簡単に飼う、要らなくなったら捨てるというわけにはいきません。

ですので、最後まで飼えないのなら飼うべきではないという意見でずっと飼っていなかったのですが、

親としても、ストリートドッグの現状を見た上でも、色々な葛藤があり、

ストリートドッグをボランティアで保護している団体に連絡をして我が家の現状を話して、何かできることがないか聞いたところ、出来たら一時的にでもいいから、飼い犬との幸せな生活を感じさせてあげてほしい。人の温かさを知らずに過ごすよりも幸せだから、おすすめの子を連れて行くから、一度見てみてと言われて連れてこられたのがサラとエマでした。

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(これは、サラ。賢い)

 

サラは来た時には、皮膚病があって肌の所々、毛が抜けていて、継続してケアが必要、人を警戒しているから慣れにくいかも、また産まれて約3〜4ヶ月ということで避妊手術もしていないから、預かってもらうなら避妊手術をしますとの事。

 

施設の人のおすすめは少し大きくなっているエマ。エマはストリートで車に轢かれ、大怪我をしているところを助けられて一時は命も危うかったけれど無事に復活したので、とても甘えん坊で子どもがいる家庭にもいいのではないかという事でした。

 

 

 

今日は朝活時間内に書ききれなかったので、ここまで。

続きます。